ゴミ処理問題

ドイツ(南部フライブルク市 人口20万人)と日本(寝屋川市 人口26万人)、 一ケ月に出るゴミの量はドイツ11.7リットル、日本41.9リットル だそうです。

日本から出るゴミの60%(約25リットル)プラスチックや紙の容器 (トレイ)。一方ドイツで発生するプラスチックや容器類はその十分の一のたった 2.5リットルに過ぎません。ドイツでは、ミネラルウオーター等のPETボトルは ビンの値段が上乗せされており、空きボトルを持参すると約40円ボトル代金が返却されるシステム が整備されています。結果、PETボトルはなんと20回以上!繰り返し使用されるそうです。 (尚、ほとんどのビンが統一規格で生産されています。)

日本の場合、容器リサイクル法がどれほどの効果を生むのかは疑問ですが、とにかく日本はあと8年で 埋め立てに依存した廃棄物処理はパンクするそうです。これらを考えますと我々の業界の将来は一体 どうなるのか どうしたら良いのか!一人では何も出来ませんので、早急にみんなで知恵を出し合い 力を合わせる事も必要なのではと考えます。


執筆 本城 守



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